腐植酸

壌中にある腐植酸、“土”は私たちにとって長く深い関係が

 

動物が土を食べる習慣があるということは知っている方も多いと思います。ケニアのエルゴン山の麓に住む象は、山の洞窟に入って土を食べているそうです。また、日本でも南アルプスの深い山の急斜面にある沢には鹿やカモシカが土を食べに来るそうです。ほかにも多くの馬は土を食べる習慣があります。
草食動物のこれらの動物はなぜ土を食べるのかというと、土に含まれるカルシウムやナトリウム、リン酸など、雑草などだけでは補いきれないミネラル類を本能的に補給しようとしているからではないかと考えられています。
また動物は怪我をするとその部分に土を塗ります。これは土に含まれる成分に傷を治す効果があるからでは、とも捉えることができます。
自然界で土はとても重要な役割を果たしているのです。
その土から抽出される腐植酸は、その素晴らしいエネルギーがたっぷり含まれており、私たちの生活をより快適にする手伝いをしてくれます。

 

さすがに、動物のように土を食べたり、傷口に塗ったりはしませんが、歴史を遡れば、人間と土の関係が深いことが見えてきます。
日本では天明の大飢饉により、人々は飢えをしのぐために木の皮や雑草、虫などを食べたそうですが、多くの人が消化器系を痛め倒れました。そのときに山中の泥水を飲んだところ、命を救われたという記録があります。

 

海外でも、絶世の美女と言われるクレオパトラは泥を使った美容法で有名です。紀元前から土や泥の天然成分が美肌に効果的として使われていたということです。ほかにも、泥風呂は昔から療養所として利用されていたりと、わたしたち人間と土は切っても切れない関係なのです。

 

弱酸性の性質を持ちながら、しかし安全性が高く、そして天然成分という腐植酸。これにはビタミン、ミネラル、アミノ酸が多く含まれ、環境や自然界ではもちろん、私たち人間にとっても本当に多くの有効作用があります。
この自然のめぐみを上手に取り入れて、今よりもさらに快適な環境づくり、そして、健康や美容、病気の改善など、現代社会での生活よりよくするためにも腐植酸は今後、さらに注目されていくものではないでしょうか? 私たちが生きるうえで欠かせない物質であることには違いありません。